自動車登録申請書(OCRシート)の書き方!鉛筆とボールペンの使い分けを徹底解説

自分で車の名義変更や住所変更を行おうとして、運輸支局(陸運局)の窓口で申請書を受け取った瞬間、「えっ、ここは鉛筆?ここはボールペン?」と混乱したことはありませんか?
自動車の登録申請に使われる「OCRシート(光学式文字読取装置用シート)」は、機械が読み取る部分と、人間が確認する部分で筆記具を使い分けなければならないという、非常に特殊なルールがあります。
これを間違えると、窓口で「書き直し」を命じられ、混雑した記載台で一から書き直す羽目になります。今回は、一発で受理されるためのOCRシートの書き方のコツを解説します。


1. なぜ「鉛筆」を使う必要があるのか?

通常、役所に提出する書類は「消えないボールペン」が鉄則です。しかし、自動車登録のOCRシートには、上部にマス目が並んだ「コンピュータ読み取り欄」があります。
このマス目部分は、機械(OCRスキャナ)が文字を読み取ってデータ化します。

  • 読み取り精度: 鉛筆の黒鉛(炭素)が、機械にとって読み取りやすいため。
  • 修正の容易さ: 読み取りエラーが出た際や、書き損じた際に、消しゴムで消してすぐに修正できるようにするため。

そのため、このエリアに関しては「鉛筆(HB以上の濃さ)」での記入が義務付けられています。


2. 鉄の掟!「上は鉛筆、下はボールペン」

OCRシートの構造は、大きく上下2つのエリアに分かれています。この境界線を理解するのが最大のポイントです。

① 上半分(マス目のエリア):【鉛筆】

  • 内容: 業務種別(移転・変更など)、住所コード、車台番号など。
  • 筆記具: HBまたはBの鉛筆、シャープペンシル
  • 注意: ここをボールペンで書いてしまうと、機械が読み取れず、新しい用紙で書き直しになります。

② 下半分(申請人・所有者の欄):【ボールペン】

  • 内容: 申請人の氏名、住所、実印を押す場所(※印鑑不要のケースもあり)。
  • 筆記具: 黒のボールペン(消えるボールペンは不可)。
  • 理由: ここは「誰が申請したか」を証明する法的な署名欄にあたるため、消せる鉛筆はNGです。書き損じた場合は、訂正印での修正が必要です。

3. 書き方の「クセ」に注意!機械に嫌われる文字

鉛筆で書いていれば何でも良いわけではありません。機械が誤読しやすい文字には書き方のルールがあります。

  • 数字の「1」と「7」: 「1」はただの棒、「7」はカギをしっかり書く。
  • 数字の「0」と「D」: 車台番号などで混同しやすいため、「D」などのアルファベットははっきりと書く。
  • 濁点(゛)は別のマスに: カタカナで住所や氏名を書く際、濁点や半濁点(゜)は、文字と同じマスに入れず、隣の「濁点用のマス」に入れます(※シートの様式によります)。
  • はみ出し厳禁: マス目からはみ出すとエラーになります。

4. 「消せるボールペン」は絶対NG!

最近普及しているフリクションなどの「消せるボールペン(熱で消えるインク)」は、自動車登録の書類には絶対に使ってはいけません。

  • 理由: 登録手続きの過程や保管中に、熱(コピー機の熱や車内の熱など)で文字が消えてしまう恐れがあるため、公文書としての効力が認められません。必ず油性またはゲルインクのボールペンを使用しましょう。

5. 行政書士に依頼するメリット

たかが申請書の記入ですが、慣れていないと「住所コード(数字の羅列)」を調べるのに時間がかかったり、書き損じて何度も訂正印を押すことになったりと、意外にストレスがかかります。

  • 専用ソフトで作成: 行政書士は専用の業務ソフトを使用し、QRコード付きの申請書をプリントアウトするため、手書きのミスがありません。
  • コード検索不要: 住所コードや型式指定番号など、一般の方が調べるのが大変な数字も自動で入力します。
  • 書き直しの手間ゼロ: お客様は委任状にハンコを押すだけ。複雑なOCRシートとの格闘はすべて当事務所が引き受けます。

まとめ:その1枚、プロなら一瞬です

陸運局の記載台で、見本とにらめっこしながら鉛筆とボールペンを持ち替えている時間は、非常にもったいないものです。 特に、会社の車をまとめて変更する場合など、何枚ものOCRシートを書くのは大変な労力です。
「書き方がわからなくて窓口で突き返された」 「住所コードってどこで調べるの?」 「忙しいから書類作成ごと任せたい」
そんな時は、ぜひ当事務所にご相談ください。 正確・迅速に書類を作成し、スムーズな登録手続きを代行いたします。

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この記事を書いた人

行政書士古川俊輔
行政書士古川俊輔
自動車専門の行政書士
埼玉県で地域密着対応
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